一口に解体といっても、家の解体からビルの解体まで様々です。
解体業者によって得意分野も違ってくるので、どんな種類があるのか理解して自分の解体したい内容に合った業者を選びましょう
目次
住宅の解体といっても建物の構造によって大きく解体方法が変わってきます。
その為、まずは自分の住宅がどの構造で作られているのかを知る必要があります。
大きく分けると住宅の構造は3種類に分けられます。
木造住宅にお住まいの方が多いかと思いますが、戸建てにおける割合はなんと92%もあります。(総務省統計局の住宅・土地統計調査より)
そんな木造住宅の中でも大きく2つの工法が存在し、解体費用が異なるのでしっかりチェックしましょう。
木造枠組壁工法の方が頑丈である分、解体費用は高くなる可能性が高いので、自分の家の構造を把握したうえで相場などと比較するのがポイントです。
主な構造部の材料に鉄骨を用いている住宅を鉄骨造住宅と呼びます。
鉄骨住宅も大きく2つに分けられ、
が存在します。
鉄骨造住宅の解体で気を付けるポイントは「吹付アスベストの有無」と「杭の有無」になります。
アスベストに関しては、撤去費用に解体費用と同額程度かかる場合もありますし、杭に関しては、解体後に木造住宅を建てる場合などは撤去がいらない場合もあります。
主にマンションや高層ビルに使われる建築方法ではありますが、一般住宅にも鉄筋コンクリート構造は利用されます。
鉄骨と同様、杭がありますので、その撤去有無は確認しましょう。
また、解体費用も3種類の中では一番高いので注意です。
部分リフォームなどを行う際に、キッチンや浴室などの解体をおこなったり、店舗の原状回復など一部だけの解体を行います。
大きく3つの解体がありますのでご紹介します。
浴室やキッチンなど住宅のリフォームを行う際の解体です。
店舗の閉店時やオフィスの移転時などに入居の際の状態に戻すための解体です。
住宅リフォームの中でも、建物の骨組みだけを残して解体する工事です。
リフォームの解体といっても、大きく内容が異なりますので、実績や専門性をしっかりと確認しましょう。
工場やビルの解体は住宅の解体と手順や必要な機材が大きく異なります。
これらの解体が得意な業者を見分けるポイントが2つあります。
実績が多いことが大切なのはどの建物でも同じですが、特に工場やビルの解体では重要です。
それは解体の量が多ければ多いほど、内容が複雑であれば複雑であるほど、「予想する」ことが多いからです。
この予想の精度が低い、つまり実績が少ない場合、業者は赤字にならないよう多めに費用を見積もります。
そういった無駄な費用を発生させない為にも、実績をより重視しましょう。
工場などの解体には、住宅の解体で使うよりも遥かに大型の重機を利用します。
重機1台がとても高額なため、普段から工場やビルの解体を行っている業者でないと、所持していません。
また、重機を使うことで工数が短縮され、その分費用の削減も期待できます。
とはいえ、いきなり業者の方に「大型の重機を持っていますか?」とは聞けないですよね。
当サイトのおすすめ業者には工場やビルの解体を得意とする業者もピックアップされていますので、ぜひご活用ください。
解体といっても、住宅やビルだけではなく、土地に生えている木の伐採や伐根が必要なケースも多々あります。
住宅の解体だけではなく、庭に大きな木などが生えている場合は、伐採処理・伐根作業に対応している業者を選ぶのがポイントです。
特に植栽工事を行っている業者であれば、家の解体時に樹木を保管し、新しく建てた住宅に移設することも可能です。
通常の業者では単純に解体されるだけであったり、余分な人件費などの費用が発生することもあります。
大きな木などがある場合はハウスメーカーの業者だけではなく、木の伐採や伐根が得意な解体業者へ直接問い合わせしてみましょう。
住宅の種類や構造、解体の目的などによって専門性が異なります。
実績が少ない分野の作業では、念のために作業員を多めにしたりなど、余計な費用が発生しているかもしれません。
解体する内容に合わせて直接取引をすることでより良い業者・解体をすることができますし、何よりも費用が抑えらます。
当サイトのおすすめ3社は現地調査までは無料で対応ですので、問い合わせしてみましょう。